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そこで目にしたものは女川の町が全て真っ黒な波の下になってしまった光景だった。

女川で東日本大震災にあってもう55日もたったというのに、まだあの日のままで時が止まってしまっている。
会社も愛車MPVも失ってしまった。
しかし家族と家が無事だったのが何よりの救いだ。
3月11日 女川で仕事中に今まで体験したことのないほどの大きな地震にみまわれたその直後、車のラジオから津波警報がながれ7メートルの津波が来ると放送していたが、やがて30メートルの大津波が…と変わった。慌てて乗っていた会社の車で20メートルくらいの高台に建つ女川病院へと上り病院の駐車場から海をみていたがあまり変化は感じられなかった。デマだったのかと思い始めたとき観光桟橋付近の海底が見え遠目でわからなかったが相当潮が引いていたのに気付いた。もうすぐ津波がくるとわかった。
地震から30分くらい経っていたと思う。初めはゆっくり海面が上昇してきたがみるみる勢いと高さを増して近づいてきた。

津波は私の避難している病院の真下まで到達した。目の前を家や車がまるで木の葉のように流されていく。人が乗ったままの車や屋根に人を乗せたまま流されていく家を目の当たりにしながら何も出来ない自分の無力さを感じた。「病院の2階へ避難してください」という声がした。病院は20メートル位の高台にあるので、まさかここまではこないだろうと思いつつ病院の中へ2階への階段の所で看護婦さん達が車椅子や寝たきりの患者を運び上げようとしていた。
私もそこで一緒に患者さん達を階上へ上げる手伝いをした。皆避難し終わったと思った途端「津波が来たー階段の扉をしめろ」という声がした。一番下にいた私は一階の廊下に誰もいないのを確認し扉を閉めた。間もなく扉の隙間から水か浸入し2階の途中まできてしまった。
3階は避難してきた人4階は体の不自由な人に分けられていたが私は外の様子が気になり2階の外が良く見える所へ移動した。
そこで目にしたものは女川の町が全て真っ黒な波の下になってしまった光景だった。
 津波の警報の後、私は家族の安否がずっと気がかりだった。地震の後すぐに携帯電話が繋がらなくなり少しの間メールだけできたので家族に『大丈夫か大津波がくるからにげろ』とメールを送ったら妻からは『大丈夫』というメール娘からは『工業高校へ逃げた』息子から『今イオンの外どこへ逃げたらいいの?』
妻・娘はともかく息子のメールにあせった。急いで『イオンの屋上』と送ったがすぐに繋がらなくなった。無事逃げられたか?とても心配だ。

病院は非常発電のおかげか電気は点灯していた。やがて津波が引き始めた。ビルの屋上に何人か人影が確認できたが次の津波の後もう姿は見えなかった。私は階段のところへ向かった。階段の所では看護婦さん達が膝まで水につかりながら一階から薬や器具などを運んでいた。『男の人は手を貸してください』という呼びかけに私を含め何人もの人が手渡しで運搬を手伝った。かなりの医療品を運び上げ次にペットボトルの水や売店にあった缶ジュースや濡れても大丈夫そうな袋や缶に入っている菓子類やおむつなどを上の階へ手渡した。そうしている間にも何人もの人が避難してきた。津波にのまれながらもなんとか助かった人たちだろう。ズブ濡れの人や怪我をしてささえられてやっと階段の所まで来た人など、皆九死に一生を得てたどりついた人達だ。その日病院で支給されたのは缶ジュースと飴玉ひとつ病院の毛布だったが膝まで濡れた私には毛布がとても有難かった。濡れた靴やズボンから泥と重油と海水の混じりあった悪臭がしていた。私は疲れて階段脇のフロアに腰をおろした。

女川病院の医師や看護婦達スタッフはとてもよく働いていた。自分達も家族や家の安否がとても心配だろう。勤務時間もとっくに過ぎてきっと相当疲れているはずなのにそんな様子を少しも見せずに入院患者や避難している人みんなに目を配り懸命に働いていた。感謝で頭の下がる思いだ。やがて外が真っ暗になり外の様子がみえなくなったが、また津波が襲ってくるかもしれない恐怖と何度も襲ってくる強い余震に生きた心地がしなかった。どこかで車のクラクションが鳴り続けていた。
 やがて追い打ちをかけるように雪が降り出し冷え込みも強くなった。
濡れた体で外にいて夜を過ごしている人たちを思うと言い表せない思いが込み上げてきた。
夜が明け外の様子が見えてきて愕然とした。女川の町全体がなくなってしまったように見えた。見渡すかぎり瓦礫の山だ。しばらく茫然としてから自分の乗ってきた会社の車を捜してみたがどこにもなかった。

情報が全く入ってこなかったので家や家族がどうなっているのか心配だった。とにかく一度会社にいってみようとまだ凍っている瓦礫の上をあるきだした。滑ってとても歩きにくく四つん這いになり凍ったトタンをこえて今にも崩れそうな建物の残骸の脇を抜けて女川駅のあった付近までたどり着いた時にまた津波が押し寄せてきたのが見えた。私は慌てて近くにいた人に声をかけ崖によじ登った。前ほど大きな波ではなかったが崖にのぼってなかったら膝上まではきただろう。会社へ戻るのをあきらめて歩いて家を目指した。病院のほうへ戻り熊野神社から山道を通り瓦礫の上を歩いて女川バイパスを通ってあさひが丘へ着いた。以前の同寮があさひが丘に住んでいたので立ち寄ったところ『よく訪ねてきてくれた』と水も食料も貴重ななか部屋を暖め「つゆ餅」作ってくれた。靴もズボンもズブ濡れだったので貸してもらい帰り際には『この先 (帰りつくまで)どうなるかわからないから』と一万円貸してくれて『帰るのが無理な様なら家へ戻ってこい』といってくれた。。浦宿へ着いたが浦宿の駅前付近がまだ浸水していたため線路を歩いて折立の万生園のところまでたどり着いた。途中で石巻方面へ向かっている人たちと出会い同行できたので心強かった。
その中の一人の女性は銀行員で何度も波に呑まれ流されたが運よく助かって石巻へ帰る途中と言っていた。折立のファミリーマートの前も浸水していたので少し迂回して万生園の前までたどり着いた。そこで私達一行は石巻方面へ戻る宅急便の荷台に乗せてもらい開北橋の付近まで来ることができた。女川から一緒に来た人達と別れ少し歩いた所で、前を二人で歩いていた人に追いつき女川で津波に遭い飯野川まで帰りたいが途中で飯野川橋が落ちたという噂を聞いたけど向こうはどうなっているか尋ねたところ『自分達はすぐ近くの福山運送の社員で飯野川橋はもとより飯野川の町は無事だからうちの会社で休んでいがいん。後から車で送ってやっから』と言われ南境開成の福山運送石巻支店で缶コーヒーとカップラーメンをご馳走になりビックバンの前まで送ってもらった。女川から家に着くまでにとても他人の親切が身にしみた。他人の温かさ親切のありがたさを感じた。自分自身も今後もっと他人を思いやり今回助けていただいた人々のような心を持ち続けなくてはと思った。
帰路をともにした連中と『女川にいたから俺達もう死んでると思われてるよな』と話していたのですごく驚くだろうと玄関を開け『ただいまー』と言うと『おかえりー』といつもの息子の声あれほど心配していたのに予想外の軽い挨拶に少し拍子抜けした。
後で女房が『オヤジはぜったい死んでない』と言っていたと話してくれて息子も頼りになるようになったものだと少し感心した。

http://blogs.yahoo.co.jp/jngfn283/3795447.html
http://blogs.yahoo.co.jp/jngfn283/3902554.html
http://blogs.yahoo.co.jp/jngfn283/3963737.html
http://blogs.yahoo.co.jp/jngfn283/4304517.html
http://blogs.yahoo.co.jp/jngfn283/4893462.html


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