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恐怖に拍車をかけるのは、静けさの中で聞こえる色んな音。

元ブログでの閲覧を推奨(写真も見られます)
http://sunswindow.iza.ne.jp/blog/entry/2336834/

(前略)

津波襲来時、私は一人で家に居ました。
避難しようか、避難しようにも車は渋滞しているので万が一大津波に巻き込まれたら、確実に死ぬな・・・ってずっと迷ってたんです。
この日は、朝から寒くてね。
会社も休みではなかったので、地震発生時までは会社におりました。
物凄い揺れで立っていられませんでした。
屋上のタンクが揺れで壊れたらしく、社屋に一気に水が流れてきたんですよ。
それでパニック(屮゜Д゜)屮
もう津波か!?とww
三陸の太平洋側開口部の町は到達が早かったみたいですね><


揺れが弱まったかと思うとまた大きく揺れるんですよ。
それが3回繰り返され・・・
机上のもの、書類等が揺れで床に散乱するんですね。
でも天井からは水、大事な書類ばかりだったので、濡らしちゃいかん!!って、手は震えていたんですけど必死で拾い集めました。

揺れが収まった後、すぐに自宅に戻ることにしました。
ところが、あんな揺れだったせいか、道路のいたるところに亀裂が入り、段差が出来てるんです。
分裂してないだけ良かったです。
邦画に「大地震」っていうタイトルの映画があって、(タイトル違うかもしれないけど)首都圏で大地震が発生するんです。
人や車が通行してる道路が、パックリ割れて、その割れ目に落ちちゃうシーンがあって。
思い出したらますます恐くなって手が震えました。
段差があるから、車がなかなか進まない。

会社は海に面しているので、海沿いを通って帰ってきてたんですよ。
今思えば、ぞっとしますよね。

会社と自宅は、10キロ程度なので結構近くてね。
しかし、自宅に近くなればなるほど、酷い渋滞。
全く進みません。
衝突覚悟でようやく隙間を通り抜け、なんとか、上記写真の車が斜めになってる辺りまで来れました。
ところが、そこから全然進まなくなっていたので、路中して徒歩で自宅に戻ります。
地震発生から30分は経過してたと思います。
手の震えはおさまることなく心臓はバクバクでした。


もちろん停電中ですので、家の中は薄暗く、仕事が休みだった妹が居ないので、きっと保育園に預けてる子供(3歳)を迎えに行ったんだろうと思って、私は、仏壇から位牌を取り出し、愛猫を探しました。
いくら名前を呼んでも出てこないんですよ。
大好物の花かつお(削り節)の袋、ちょっとでもカサ!って音を立てると、いつもならぶっ飛んでくるんですね。
ところが、やってみたけど出てこない。

妹が一緒に連れて行ったのかな?って思っていました。
ところが電話は通じないし、メール送信するも、届いてるんだかどうなんだか返信がない。
とりあえず、制服のままだったので私服に着替えて、厚手のジャンパーを着て、1Fと2Fをウロウロしてました。
猫、どこ行ったんだろう・・・ってそればっかりで。

冷蔵庫の扉は空いて中身が床に落ちていましたので、停電していたし、停電後でもすぐに解凍されることはないだろうと思って拾って戻しました。
食器棚やリビングボードからもいくつか食器が落ちて割れていましたが、食器より猫だけが気がかりで手をつけませんでした。

あ!帽子も必要!!(寒かったから)と思い、また2Fに行って、ニット帽を被り、結局1Fと2Fをうろうろ。

あ!車!!って思い出して、路中してたところまで戻ってみると、もう渋滞しておらず、私の車だけポツンとありました。
ずっと、外に避難しようかなって考えていたんです。
一人だったし、家族と連絡とれなかったので。
だけど猫を置いて行けないし・・・
そうしてるうちに地震から1時間余り経っていたんですよね。
いよいよ津波が来ます。

ちょうど2Fに居た時でした。
家の裏は、県道が通っているんですけど、ちゃぷちゃぷと水の音がするんです。
何の音だろうと思い階段の窓を開けて見てみた(窓は北側にあります)。
ちょうど我が家の後ろの家が平屋なのですが、ちょうど平屋から見えるところにトラックがいて、浮上し流されてるというかんじでした。
コントロールを失い、前に並んでいた日産のマーチにぶつかったんです。
これはなんだ!?と。
うちの敷地は、道路からも高さがあるので、さすがに家には入らないだろうな~って思い、今度は家の表(南側)に来てみました。
道路から敷地に入る為に通路になってるんですけど、そろそろと水が入って来ていました。
波打ち際のようなかんじです。

いよいよ来た!!って、視線を上に向けたんですね。
なんで向けたのかは自分でも覚えてはいないんですが・・・
1Fの屋根の高さの黒い水が、ドドド・・!っと勢いよく流れて来て、あっという間に一面が海。


上記画像に、私が見た波を描きこんでみました。
通路から、そろそろ入ってくる波と、黄色い丸の中の赤い部分ですが、このように真っ黒い波が見えました。
当時と同じアングルから撮影しています。
当時の水位もつけました。

なお、津波は何十回と膨らんだり引いたりしたようで、家屋の壁には、痕跡が残っています。


あちこちで悲鳴が聞こえてきました。
助けてとか、頑張れとか、上がって来いとか。

私の車は、写真でいうとちょうど軽が止まってる位置にいつも止めてましたが、浮いて自宅の方へ流されて来ます。
水に浮きますが、フロントが重いため次第にフロントが沈みます。
他の家の車も同じ現象。
少しすると、テールランプが点灯しはじめます。
目の前で自分の車が水没する様を一部始終見ていなくてはならない空しさ。
そうしてると、お向かいの平屋(写真の瓦屋根の方です)に女性が流されてきました。
屋根の右脇にある木につかまって、なんとか流されずに屋根によじ登ることができたんです。

津波を待っていたかのように雪が降り始めて来ました。
女性は、めっちゃ寒そうでした。

水の流れっていうのは、ピタっと止まる時があるんですよね。
水の流れがいったん止まった頃、シーンと静けさが漂いはじめます。
まわりでは、まだ頑張れー!の声があちらこちらで響いていました。
と同時くらいに、その女性が「あれ?」って言うんですよ。
どうしたのかな?って思ったら、「テツオがいない」って泣き叫びだしたんです。
「テツオーーーー(;´Д`) うぅっ。。」って。
テツオ君は、小3になる息子さんで、一緒に逃げたのに津波の勢いで繋いでた手を離してしまったんだそうです。

その後もずっと、「テツオ―! お願いだから返事してぇー!!」
って叫んでは泣いてを繰り返し、この水位にどうにかしてあげたくてもできない自分の悔しいことと言ったらありません。
今、目の前で自分の車が水没するのを絶叫して見ていた自分が恥ずかしくなった。
その後は、水も空気も、時間さえも、何もかもが止まったかのような静けさに包まれます。
人の声もしなくなり、雪だけが降ってるんです。
異様です。

その女性は、ずっと泣いていました。
20分くらいは経ったかな~…
遠くから、「テツオ君、無事だからーーーー!」って救助してくれた人が大声で教えてくれたんですね。

良かったーーーって思って><

それから少しずつ水が引いていきます。
ここで完全に水が引いてしまうと、次の波はもっと膨らんで大きく打ち寄せるって知っていたので、逃げるならこのタイミングだと。
ちょうど部屋に、買ったものの似合わないブーツを箱に入れたまま置いてたんですよ。
(おかげで数日感は、長靴なしで行動できました。)
裏地はニット素材になっていてすんごいポカポカなの。
それを履いて、強行突破!
2Fベランダから屋根を伝って、裏山に逃げようかなとw
家の中は、階段を見たらあと2段で2Fというところまで水が来ていましたから、降りられない。
1Fの様子も、見る限りでは家具が浮いて、流れがあったんでしょうね。
本来置いてあるところじゃない場所に移動してひっちゃかめっちゃかになっていました。
(家具の上に畳が乗っかったりしてましたからね。)
あとは、石油ヒーター用の灯油が水に混ざり、家中、灯油のにおいがすごかったんです。
もちろん外も重油の匂いがすごかった。
灯油、2Fに持って上がれば良かった><
失敗したな~って思いました。
どうしようもないっていうのはわかっていましたけど、家に居ながら少なからずでも家財を守れなかった自分を悔やみました。



次第に外は暗くなっていきます。
もう5時になっていたと思います。

屋根にいた女性も、自力で降りて姿が見えなくなっていました。
また、津波が押し寄せてきて、水位が上昇したり下がったりを繰り返していました。
水は、お向かいの家の窓下くらいまでしか引かなかったので、屋根を伝っては避難できませんでしたが(苦笑)、次は大きい波は来ないとその時、少しだけ安心したんです。
予想どおり、お向かい平屋の窓が全部埋まる程度の波が来たくらいでした。


しばらくすると家の裏から、か細い声で「助けてくださーい」と女性の声がしたんですね。
もしかして!と思って。
というのは、お隣のおばあさん、2Fに上がらず1Fに取り残されたままだったそうなんですね。
生きてたんじゃないかなって思ったんですよ。
でもおばあさんではありませんでした。
(お隣のおばあさんは、翌日ご家族の方が1Fの風呂場で発見したようで、もう息を引き取ってしまっていたようです。)
職場から車で帰宅途中に津波に襲われ、流されて来て、車から脱出したものの、また津波に流されてここまで来たとのことでした。
幸い、無傷なようでした。
全身濡れて寒いので、何か羽織るものを貸してほしいと。
もちろん!!もちろんですよ!!!と。
ちょっとだけ待っててと言って外は薄暗くなっており、家の中は足元も見えなくなるほど暗くなっていて、女性がどこに居るかわからなかったんですけど、女性も私がいる窓がどの位置かわからなかったようなので、まずフェイスタオル(勿体ないという意識はその時はなかったです)を丸めて、窓から投げますから見えたら教えて!と言って投げ、女性の位置を確認し、自分の毛布をベッドから引っ張り出して投げ渡しました。
毛布を濡らしてはいけないって思ったんですよね。
だから、なんとしても女性に手渡ししたいって思って、中学の頃から愛用していた毛布なので、ボロボロだったんですけど、あったかいから!って言って、とにかく、今夜だけ頑張って!って。
なんとかうちの2Fに上がってこれるなら、来てって言ったんですけど、余計なことしてその場から移動させて、かえって怪我なんてことになったら、それこそ申し訳ないし、相当寒かったとは思いますが、なんとか耐え抜いて下さいって声をかけました。

これでもか!これでもか!ってくらいずっと余震が続きました。
それと、とにかく寒い。
今までは、寒い中に居たとしても、どこかのタイミングで、暖房器具でぬくぬくできる時があるわけですよ。
それが、ない!
本当の寒さなんてわからなかったんですよね。
こんなに寒いものなのかってくらいでした。
あんな地震に、津波まできて、おまけにこの寒さ。
どこまで苦しませるんだろうと。
自分自身をではなくて、逃げ遅れて波を被った人達をですよ。

幸い、私は自宅に居ることができた。
だから、自分の布団で体を休めることができたんですけどね。
連日、残業続きだったためにやっぱり疲れていて、また大津波が来たらという恐怖で眠れないかと思ったけど、ウトウトしてました。
でも、余震ですぐ目が覚めるんですけどね^^;

いつでも逃げられるようにブーツを履いて(ベッドのブーツが乗っかる部分にはマットを敷きました)、帽子を被り、ジャンパーを着て、枕は立てて、横になるというよりも寄りかかって、そして、外の状況がわかるように窓を開けて眠りました。
部屋の扉も、余震の揺れでゆがみ、開かなくなったら嫌なので開けておきました。
1F座敷のサッシが割れているのは見えていたので、そこから風がビュービュー入ってくるんですよ。
だから風通し良すぎて、いてつく寒さでした><

恐怖に拍車をかけるのは、静けさの中で聞こえる色んな音。
まずエンジン音なんて聞こえません。車の走行音も。
港町なので、漁港が近く、海風が入ると船のエンジン音も聞こえてくるのですが、また、波の音も聞こえるのですが、船はみんな沖に避難しているし、ここら一体が海なので、波の音なんて聞こえるはずもなく・・・
それだけでシーーンとしてるの。
その中で聞こえてくるのは、車同士が接触する音、ガラスや瀬戸物が割れる音、家の壁だと思うのですがバキバキと割れる音、プラスチック製のバケツとか大型の入れ物だとは思いますが、ずるずると水で引きづられる音。
ドラム缶みたいな素材のものが凹む音。
あとは余震のたび、ゴォォォォー!っという地響き。

夜中2時くらいにまた大津波警報が発令され、昼間に聞いたちゃぷちゃぷ音が聞こえてくるんですよ。

この世で本当に起きてることなのかって疑ってしまうような、でもやっぱり恐かったですけど、この時は、本能で自分の身を守るという意識が勝手に働いていたはずです。
あとは、一人で流されてきた女性も一緒に助かるということだけを考えていました。

大津波警報時に目をこらして、どのくらい水位が上昇するのか見ましたが、昼間ほどは上昇しなかったのでほっとしました。

朝になったら、何もかもが夢であってほしいと思い続けていました。
早く朝になってほしかったです。
長い夜でした。


4時には目が覚めました。
余震は相変わらずやみませんでしたので、さすがにもう眠れません。
薄暗い外を見ると家の庭ががれきの山になっています。
雪が積もって真っ白。
相変わらず静けさと重油の匂い、室内は灯油の匂いが漂います。
私が窓を開け閉めするだけで、近所に響き渡っているんじゃないかと思うほどの異様な静けさでした。
5時になりました。
だいぶ明るくなってきます。
これからどうなるのかと考えるようになります。

想像では・・・
救助ヘリが飛んで来る。(すでにヘリが飛んでいましたので。)
そしてどこか安全な場所へ運ばれるだろうと予想していました。
(勝手な妄想は得意分野なのでw)
あとは、連絡のとれない妹の安否が気になりました。
まさか海沿いの道を通って行ったのではないかとか。
うちの会社は大丈夫だったのだろうか。
経営者達は無事だろうか・・・
親戚の家は大丈夫だろうか?
急に色んなことを考えられるようになってきます。

6時。
すっかり明るいです。
何があっても朝は来るんだなと。それだけが救いだった気がします。
裏にいた女性が気になり、声をかけたら応答がありました。
明るいので、どんな人かもはっきり見ることができました。
無事で何よりだと思いました。

数週間後、ご近所にお住まいのその女性のお姉さんから代わりに御礼を言われました。
毛布の他に、防寒着も差し上げたので、あとで御礼に来ると言ってると言われたけど、無事だったことだけ聞ければ・・・というか、こういう時はお互い様だからってお断りしました。
ほんとに安心したぁ~~(´∩`。)



自宅周辺は住宅地になっていおり、海には近いものの、水産会社や工場が所狭しと建っているので、壁になったんでしょうね。
わりと建物は残っている地域です。
幸い我が家には、庭にがれきがどっさり来ましたが、家の中には入ってこなかったんです。

(後略)


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tag: 津波 生還 住宅 3.11の夜

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